モノづくりON-SITE DETAILING

ランドスケープデザインは、設計図書が完成した時点で完了、ということはありません。設計者自身が施工段階において、設計監理に関わることが重要です。樹木で言えば、大きさや形や樹種、景石で言えば、形や向きや配置など、現場に入ってからでないと、最適なデザインは決定できません。言い換えれば、設計者自身が現場の「モノづくり」に、いかにこだわりをもって関わることができるかが、デザインの最終的な質を決めると言えるでしょう。私たちは永年、モノづくりの現場に寄り添ってきた個々の経験を、組織全体の知恵として蓄積し、個別のプロジェクトに生かすことで、考え抜かれた、美しいディテールの実現をめざしています。